赤ちゃんに無呼吸症状が…~生後1か月で検査入院した話~




こんにちは!ぽっくる(@pocclelife)です。

 

1か月検診に続き、今回は「生後1か月の娘が無呼吸の疑いで入院した話」です(´;ω;`)

 

産まれたときは重症仮死というトラブルだらけの出産でしたが、1か月検診では何も問題なし!

普通に産まれた子と何ら変わりない生活を送っていたのですが、ある日突然、気がかりなことが…

 

「娘、寝てるとき、息止まってない…?」

 

みなさん、自分の赤ちゃんが寝てるとき、どの程度呼吸の確認をしているかわかりませんが、私、めちゃくちゃ確認してるんです。

 

もともと保育士をしていたので、「0歳児は5分おきの呼吸チェック当たり前!!!」という生活をしてきたからか…

5分以上確認しないっていうのがすごく落ち着かなくて…けっこうずっと見てるんです。

まあ、神経質な性格っていうのもあるんですけど…。

 

そしたらね、あきらかに息してないときがあるんですよ。

今回は息してないときの特徴、秒数、病院への相談、検査入院までした話を書きますね…。

 

睡眠時、無呼吸になっている

無呼吸症状に気づいたのは、生後1か月を迎え、1か月検診も無事に終わった頃。

日中、呼吸チェックも兼ねて、娘が昼寝している姿をじーっと見つめていました。

 

すると、全く動いてない時間があるんですよね。

普通、息してると胸が上下に動くじゃないですか。

それが、動いてない…( ゚Д゚)

 

普通に呼吸する⇒動かなくなる⇒再び呼吸開始する

といった感じで、息が止まってそのままってことはないのですが、定期的に動かなくなる時間があるんです。

数えてみたら、息止まる時間が最長で7秒くらい。

 

眠りが浅いときには起こらず、深い睡眠のときに起こるというのが特徴でした。

 

#8000に相談

昼間にこの無呼吸症状に気づき、夜に旦那に相談。

とりあえず娘は元気だし、急ぎで病院受診する必要性はなさそうだけど、万が一息が止まってそのままだったら…

と考えると怖すぎて、一応専門の方に相談することにしました。

 

その日は土曜日、しかも夜だったので、#8000に電話をしてみました。

【#8000とは…】

「こども医療電話相談事業」のダイヤルで、休日や夜間に子どもの症状で病院を受診すべきか迷ったときに、小児科医・看護師に電話で相談できるサービスです。

https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

 

電話はすぐに繋がり、症状を説明すると、

「赤ちゃんの場合、少しの間息をしないことがあるとも言われているが、一般的によくあるかと言われればそうではない。」

「急ぎで受診する必要はないが、明日、近所の小児科でいいので一度診てもらうことをおすすめする。」

との返答でした。

 

その日は土曜の夜だったので、翌日の日曜日にやっている小児科を調べ、受診することにしました。

 

小児科を受診

そして翌日。

かかりつけ医にしようと思っていた小児科がやっていたので、朝一で受診。

日曜ということでとても混んでおり、初診だと受付してから2時間以上は待つとのこと…!

一度自宅に戻り、電話で呼ばれるのを待つことにしました。

 

そして、電話がかかってきたのが、なんと4時間後…!!!

日曜日の小児科、半端ない…

 

しかもその電話が最悪で。

「問診表を拝見したのですが、症状が重いのでうちでは対応できません。大きい病院にいってください。」

って言われたんですよ…!!!

 

4時間待って「対応できません」って。

それ受付した段階で言えよって話ですよね…。

 

あまりにひどい対応だったので、旦那がそのまま電話で抗議してなんとか診てもらえることになったのですが…

やはりというか、医者の対応もイマイチで。

 

「旦那が寝てるとこ見たことある?たまに息してないときあるでしょ?赤ちゃんも一緒だよ…」

と言われ…

 

母子手帳見ながら、

「体重増えすぎじゃない?ミルクあげすぎなんじゃないの?」

と全然違う話をされ…

 

最終的に

「気にしすぎだよ」

と言われて終わってしまいました。

 

かかりつけ医にしようと思ってた小児科だけど、今後行くことはないでしょう。

当然そんな話で納得できるはずがなく、「大きい病院に行け」と言われたので、産後お世話になっていた大学病院に電話で相談することにしました。

 

大学病院を受診

その後、産後に入院していた大学病院に事情を説明して診てもらえることになりました。

録画していた無呼吸症状の動画を見せ、レントゲン、採血など検査もしてもらうことができました。

 

医師の話によると、

  • 「無呼吸」と定義されるのは、20秒以上呼吸が止まる状態
  • またはチアノーゼが出るなど症状がある

とのこと。

 

娘の場合、私が見る限りは身体症状は何もなく、呼吸が止まるのは7秒前後のため、「無呼吸」ではなく「周期性呼吸」ではないかと話をされました。

 

周期性呼吸とは

初めて聞いたこの言葉。

#8000でも似たようなことを言われましたが、赤ちゃんは呼吸が数秒止まることがある、という話でした。

 

周期性呼吸は,5~20秒の正常な呼吸と短い(20秒未満)無呼吸が交互に繰り返し起こるものである。この現象は未熟児によくみられ,臨床的意義はほとんどもしくは全くない。

MSDマニュアルより

 

「よくあることではないが、たまに周期性呼吸が見られる赤ちゃんもいる」

とのこと。

 

そして、

「無呼吸に繋がらないか心配であれば、1週間くらい検査入院してもいい」

と言われたので、迷いましたが検査入院をお願いすることにしました。

 

というのも、出産レポートにも書きましたが、

  • 36週という早産で産まれたこと
  • 産まれたときうまく呼吸ができず重症仮死だったこと
  • 産後、保育器に入っていたこと

などから、普通に産まれた子より心配要素が多く、診てもらえるならお願いしたい…という気持ちが強かったからです。

 

検査入院

そのまま娘は大学病院に検査入院することになりました。

産後もお世話になっていたので、2回目の入院です。

24時間付き添える部屋は空いていなかったので、午前11時~午後8時までの面会時間のみ一緒に過ごしていました。

 

酸素濃度や心拍を測る機械をずっとつけてもらっていましたが、3日間、無呼吸に繋がる症状は見られず。

数秒止まることは何回かあったものの、「おそらく周期性呼吸だろう」とのことで、4日目には退院することができました。

 

しかし、4日目にまた新たな問題が発覚することに…(涙)

 

心臓に穴がある?!

無呼吸の症状には繋がらず、退院日も早まって一安心。

退院の日、娘を迎えにいくと、何やらすごい機械がついていて、医師が検査をしているところでした。

 

「一応入院しているので、エコーでも見ておきましょうね。」

と、にこやかに検査をし始めたお医者さん。

隣で見ていていいと言われたので、その様子を一緒に見ていました。

 

頭と心臓の部分をエコーで見ていたのですが、心臓にエコーをあてているとき、あきらかに時間がかかっている…

手を止めて長いことモニターを眺め、画像を撮って保存している様子…

 

「これ絶対何かある…」

と察し、急に不安になってきました。

 

そして一通り検査が終わり、医師が

「心臓に穴が開いてますね」

って言ってきたんです…!!!

 

「心臓に穴…?!?!?!?!」

 

それもう絶対やばいやつじゃん…!!!!!!!!

 

素人が聞いたら「心臓に穴」なんてもうやばいって思いますよね。

うちの子すごい大変な病気なんじゃないかって、一気に気持ちがどん底に突き落とされました。

 

しかし、そのあと詳しく話を聞いたら

  • 赤ちゃんは産まれたときみんな心臓に穴が開いている
  • 普通は産まれてすぐ自然に穴が閉じるようになっている
  • たまに穴が塞がらないままの赤ちゃんがいる
  • 家に帰って普通に過ごしていい
  • 数日後もう一度精密検査しましょう

とのことでした。

 

思ったよりことは重大ではない様子…

ひとまず安心…

 

しかしお医者さん、素人で何も知らないから、言い方もう少しマイルドにお願いしますよ…!思いました(泣)

 

赤ちゃん全員心臓に穴が開いてるなんて初耳でしたよ…。

帰宅して両親に報告したら、両親は知っていました(父母2人とも医療従事者)。

心臓の穴が開いたままのことを、「卵円孔開存」というらしいです。

 

「あ~卵円孔ね。たまに開いてる人いるよね~」

とか軽く言われましたが、素人は本当にビビるのでやめてほしい。

 

旦那も、旦那の両親もそんなこと知らないので、みんなに報告したときはやはりビックリしていましたよ。

「心臓に穴?!それ大丈夫なの?!?!」

って。

普通その反応になりますよね(笑)

 

 

後日、再び同じ大学病院で心臓エコーをとることになりました。

その話はまた別でまとめますね…。

 

私がたまたま発見した無呼吸騒動でしたが、しっかりと理由がわかり、卵円孔開存も発見してもらえたので良かったです。

最初に行った小児科で「周期性呼吸」という言葉で説明してもらって納得していたら、大学病院まで行かなかったんですけどね…

病院選びって大切だな、と思いました。

 

とにかく命に関わるようなことは何もなくて、本当に安心しました。

産後っていうだけでメンタルもボロボロだし、初めての育児でわからないことだらけだし、命に対するプレッシャー感じるし…

本当育児って大変だな…こうして親になっていくんだな…と思った出来事でした。

 

ちなみに、この周期性呼吸、気づけば生後3か月頃には見られなくなっていました!

やはり低月齢の赤ちゃんほどなりやすいのですね。